2015.07.07-12まで台北に行ってきた。ただし、台風13号が直撃してしまったことによりいきなりフライトが6時間遅れるというアクシデントがあり本来であれば11時半には台北に着いていたのが1800過ぎに着くという。。。まぁ、ただ、初日以降は台北にしては天気は割りと良くむしろ蒸し暑すぎた感じがあった。4日分の写真をだらだらと載せるので数が多いかもしれない。
初日
台湾台北桃園国際空港。到着は遅れるわ入国審査の列は長いわで荷物の受け取りまで空港に到着してから1時間以上が経過。しかも、荷物も既に1時間ほど経過していたにもかかわらず、そこから20分くらいしてからやっと自分の荷物が出てきた。遅すぎないか?
台北市内は普通に4Gが使えたのは驚いた。日本からの旅行客はあまり驚かないかもしれないが、普段バンコクで生活していると回線速度が遅くて4Gの恩恵を受けられるのは嬉しい。値段も5日データ制限無しで300TNDと1日500円程度で使えるのも短期旅行客には嬉しい。
食べ物の物価は安いと聞いていたので当初タクシーも安いのかと思っていたが空港での初乗り100TNB、市内での初乗りは70TNDとそこまで安くはない。ただ、タクシーの数も豊富で渋滞もなく、なによりバンコクに比べて乗車前に行き先の交渉をしなくても良いというのは当たり前なんだけど便利に感じた。バンコクだと行き先(遠くなくても)によっては乗車拒否されることがある。これは、ドライバーの帰宅時間が近いためと思われる。時間通りに車を返さないと罰金などがある?
ホテルは市内に取っていたので観光には適していたと思う。ホテルに着いたのが2100過ぎと寺などに行くのは微妙な時間帯だったのと腹も減っていたのでとりあえず夜市へ行ってみることに。ここは、士林市場という夜市。タクシーの運転手曰く、台風の影響で店の数は少なめとのこと。確かに建物も台風の影響でか看板などが傾いてたりする。
とりあえず飯を食いたい。屋台的なものが少なかったので地下にあるフードコートに寄ってみた。人の数がすごい。階段を降りて一番最初に見つけた店の店員に声をかけられて席も空いてるし腹も減ってるしここでいいかと思いここで食うことに。
魯肉飯。行く前に台湾で食べたかった料理の一つ。これは大だったと思うが小だと20TNDで食べられる。味も悪くない、しかも米が旨い!普段パサパサのタイ米を食べてるからだろうかジャポニカ米が妙に美味しく感じた。
牡蠣のオムレツ。腹を下すおそれがあった(結果的には大丈夫だった)が空腹に勝てずに注文。味はそこそこ。これはタイでも以前食べた記憶がある。
台湾ビール CLASSIC。苦味が強い。台湾の食の物価は安いということで既に注文する際に値段を気にしなくなってきた。どうせ高くても200円くらいだろう。旅の目的に食事と酒は欠かせないのであとでコンビニに行って全種類ご当地ビールを買うつもり。夜市の帰りにでも寄ろう。
食べた店はこんな感じ。衛生面は気にしないようにしよう。台湾ビール、魯肉飯、牡蠣のオムレツ。3品で500円程度だった。
腹ごしらえをして店を後にして少し歩いていると氷のようなものが入った飲み物があった。実際は氷ではなくゼリー。愛玉子(オーギョーチ)という名前らしい。味はそこそこだけど冷えてなかった。もう少し冷やした方が絶対旨い。
中国の牛肉はまずいという認識が強いので鶏肉の串焼きを食べたが普通に旨い。値段も40TND程度。
苺を飴でコーティングしたお菓子。他には梅と黒いものが挟まれたバージョンのやつもあった。味は日本人なら想像通りのものだと思う。りんご飴懐かしい。
ホテル近くのセブンイレブンに寄って台湾ビール全種類買ってきた。下の段はジュースのように飲みやすいのでビールが苦手な人でも大丈夫だと思う。CLASSICはさっき夜市で飲んだもので、Gold MedalとPREMIUMだとGold Medalが美味かったかな。
晩酌は台湾ビールと夜市で買った鶏の足。骨なしでピリ辛で酒の肴に最高。値段は結構入って150TND。一人では全部食べられなかった。
2日目
朝食を食べにタクシーで移動していると大きな木が倒れて道を塞いでいた。あまり近くまで寄っていないが写真を見る限り根の方はだいぶ大きい。そんだけ台風が強かったのだろうか。それにしても腹が減った。
朝食は鼎元豆漿。朝からやけに行列ができてるなぁと思ってたらそこは持ち帰り用で店内で食事する場合は並ばずに普通に入れた。無駄に5分くらい並んでしまった。
玉子を皮で包んだやつ。皮がモチモチしてる。何も付けずに食べるらしいけど小籠包用の酢醤油に付けて食べてもなかなかいける。
小籠包。出来たて小籠包ってなんでこんなに旨いんだろう。逆に冷えてるとまずいけど。朝から肉汁たっぷり小籠包でお腹を満たす。
豆乳。砂糖も入ってるようで思ったより甘い。朝食はこれに肉まんを食べて500円くらい。日本だと小籠包だけで500円は超えるだろう。
中正紀念堂。小雨が降っていて階段が危険だった。石造りの巨大建造物ってなぜかテンション上がる。
上から正面門を見たところ。台湾はもっと天気良かったら建物が映えるんだろうけど惜しい。
台北孔廟。少し晴れてきた。というか急に蒸し暑くなってきたのでここを見終わったらどっかで休憩したい。
台北孔廟を見終わる頃にはだいぶ晴れてきて暑さも増してきたので近くにあったカフェで休憩。ビールは水のようなものなので今後に特に影響は出ないはず。せっかくだから台湾ビール飲みたかったけどコロナしか置いてないようでコロナを飲む。スッキリした旨さが猛暑に良い。
関渡宮。台北孔廟から基隆河を渡って30分ほどタクシーで移動したところにある寺。
市内から結構離れているからか時間帯が早いからかはたまたその両方のおかげかここは割りと人が少なめで観光するには良かった。写真が白くなってしまっているのは天井から光が入ってきてるのと線香の煙が室内を充満していたためと思われる。
ちょっと朝から暑いなか歩いて体力を奪われてしまったのでちょっと早いけど市内に戻って紹介してもらった雲南料理屋の人和園雲南菜へ。ここは日本語も通じるので安心して料理を楽しむ事ができる。
干扁香菇。雲南産のエリンギのようなきのことのこと。カリカリに強めの塩味がビールに抜群。
鶏絲虎掌菌炒飯。雲南きのこのチャーハン。ちょっとべちょっとしていたのが残念だが味はそこそこ。
鶏油碗豆。グリーンピースのチキンスープ。プチプチとした食感が特徴的。
西門町。若者向けの街だろうかずいぶんと若者が目立つ。
西門紅楼。台湾政府が初めて建設した公営市場。
台湾といえばタピオカ入りミルクティー 50TND。実は初タピオカ入りミルクティー。砂糖の量なんかも調整できたが、日本で売ってたりするやつも砂糖の量まで調整できるんだろうか。
西門町を歩いているとアニメかゲームかの紙袋を持った人を数多く見かけた。何かイベントでもやっていたんだろうか?
少し西門町を歩いて小腹が減ったので行列が出来ていた阿宗麺線を食べる。食べている人のを見た限りそうめんみたいなやつだった。
小50TND、大65TND。とろみのついた鰹出汁のスープにひやむぎ程度の太さの米麺の優しい味だった。女性でも大を食べている人を多く見かけたが確かにこれなら女性でも普通に食べられるような気がする。
また少し西門町を歩いていると突然、臺北天后宮という雰囲気のある寺が出現。上にぶら下げられているやつは一つ一つ手書きで何かが書かれているが願い事か何かかな?
水分補給。台湾ビールがメニューにあったけど売り切れとのことで、ポルトガルのビール、SUPER BOCK TANGOを飲む。フルーティーな飲みやすさと甘さが旨い。
本日の目当てである龍山寺へ行く。タクシーで移動しようと思ったけどMRTで一駅だったのとまだ台湾に来てからMRTに乗ってなかったのでMRTで行くことに。台湾のMRTの切符もタイと同じでコイン式。
龍山寺。ネットで調べると1800にオープンするというちょっと他とは開く時間帯が違う寺。さすが市内からも近いので観光客が多い。
おみくじ的なものも引くことが出来る。ただ、日本のおみくじのように無作為に選ぶだけではなくちゃんとしたやり方があるらしい。
華西街観光夜市。龍山寺の近くにある市場。
夜市自体が割りと広く色んな店があるが本日の目当ての夜市はここではないため日本でも普通に売っている今川焼きを食べたが日本で食べるのと変わらなかった。もしかしたら日本の物として売ってるのかもしれない。
饒河夜市。台北101の近くにあるので台北101を見てからこの夜市に来ると良いかも。ここの夜市も結構でかい。
焼いた肉まん 12TND。焼かれているので皮がカリッとしていて中はジューシーな具が入っていて非常に美味しかった。
福州世祖胡椒餅。釜のようなものでナンの用に貼り付けて焼く。そのため、底だけではなく全体がカリッカリになっているのが特徴。
全体が熱せられているため中の油がめちゃくちゃ熱く一気に食べるとやけど間違いなし。
3日目
知人から鼎泰豐は並ぶという風に聞いていたので並ばないでいいように朝から行ってきた。
辣味小黃瓜。ピリ辛のきゅうりが酒の肴としても前菜としても良い。
小籠包。2日目に朝食で食べた小籠包に比べると小ぶりで上品な感じ。
紅油燃麺。ラー油を和えた麺。オススメはジャージャー麺とのことでそっちを食べれば良かったかな。
本来だと今日から香港に行く予定だったけど予定が変わって台湾だけになったのでホテルを取りなおしたが最初に取っていたホテルは満杯で取れず別なホテルを取りなおした。そのため、チェックインまで時間を潰して今日はちょっと早い時間から九份へ行くことに。タクシーで片道1000TND程度。後から知ったがバスで行くという方法もあるらしい。ただ、帰りは相乗りタクシーで一人300TNDに乗ることが出来たので安く済んだ。九份は道が狭い上に観光客が多いので自由に歩ける感じではなくまたゆっくり写真を撮れる感じでもなかった。時期的に夏休みと被ってたから特別人が多かったのかもしれない。
ハイビスカス茶。有名なスポットの前にあるお茶屋さんで夜になるまで時間を潰すことに。
店が閉店近く人もまばらだったので三脚立てて長時間露出で撮る事が出来た。
周りは真っ暗になってしまって帰りはバスかタクシーだけみたいなのでタクシー乗り場で待つことに。既に10人以上が並んでいたが、運良く相乗りタクシーが通り乗る人を探しているようだったので台北駅まで300TNDで乗ることが出来た。
師大夜市。九份ではあまり食事はしなかったのでこの日も結局夜市へ行った。あまり大きな夜市ではなかったがこれまで行った夜市より道幅が広く歩きやすかった。中国のラーメンが好きなんだけど考えてみたらこれまで麺類あまり食べてないなと思い、夜市の中にあるラーメン店へ。
乾麺が美味くて3杯も食べてしまった。一応言わせてもらうと全て小である。値段もどれも40TND程度で安かった。
4日目
指南宮。朝からちょっと遠目の寺へ行ってみることにした。ずいぶんと登っていくなとタクシーの中で思っていると着いたらずいぶん高い場所にある寺だった。
寺から見た景色。寺に行く階段にも木々が倒れていて進めない道が幾つかあった。朝っぱらから結構な階段を登ったので体力切れで早くも休憩したい。
タクシーが来るはずもなくちょうど出発しようとしていたバスに乗り込む。思ったより綺麗だ。どの辺まで行くのか確認せずに乗ってしまったので常にGoogle Mapで現在位置を確認しながら様子を見ることに。無事、台北市内まで行ける路線のある駅に着いたのでそこからマンゴーかき氷を目指した。
1回の乗り換えを行い、15分ほど電車に揺られてマンゴーかき氷で有名な冰讃。事前調査の時は並ぶ可能性があると書かれていたが全く並んでいなかった。タイミングが良かったのかもしれない。
念願の食べたかったマンゴーかき氷にありつけた。ゴツゴツしたかき氷ではなくスッと口の中で溶ける感じがアイスクリームに似た食感。
雨が若干振ってきたのと体力が切れていたので一旦ホテルに戻り細かい仕事を片付けた。すると3時間ほど経っていただろうか既に16時になっていた。昼飯も結局食べてないし小腹も減ったのでこれから観光ガッツリ行くのもちょっとなーということで近くにある行天宮へ。
青い法衣を着た女性が、参拝客や、参拝客が捧げ持った衣服などにお線香の煙をかけているのを目にするかもしれません。これは「収驚」というお払いの一種。人は何かに驚いたり、強いショックを受けると、魂が抜けてしまうことがあるとのこと。魂が抜けたことに気がつかないまま生活をしていると、徐々に体が衰弱してしまうので、この「収驚」を受けて魂を戻す必要があるそうです。
夕飯は知人に教えてもらった喫飯食堂へ。今晩も台湾料理を食べる。
鶏肉を蒸したもの。これも旨いけどこれらの鶏肉を蒸した料理を食べるとどうしても上海でいつも食べている白切鶏が食べたい。
帰りにセブンイレブンでコンビニ飯も調査しないとと思いおにぎり(肉鬆)を購入。肉鬆は日本で言うところの田麩で甘いです。知らずに買ったので甘くて飯と合わなかった。他にも種類があったのでそっちを買えばよかったな。
味玉。こっちは日本で食べるのとあまり変わらない感じで半熟加減も良かった。ただ、ちょっと八角の匂いがするので八角が苦手な人は止めておいた方がよいかも。
最終日
ホテルで朝食。普段あまりホテルで食事しないんですがここのレストランは店内も雰囲気良く綺麗で食事もよかった。
台湾最後の食事は養心茶楼.蔬食.飲茶(素食)というベジタブルレストラン。人生初のベジタブルレストランである。人気らしく前日の昼に来てみたけど満席で入れず。なので、今回は予約して来た。
現像した写真は500枚近くありとてもこの記事だけに収まりそうになかったので下記はflickrにアップしたもの。
う〜ん、とても長くなってしまったので日にちごとに記事を分けた方が良かったか・・・。