今回買ったのはSim Lock free版だったのでアンロックするという工程はありませんでした。ebayで初購入だったので物が到着するのか心配でした。アメリカから日本に送られる際に1200円ほど関税を取られましたがなんとか無事到着しました。
早速触ってみましたので、簡単に使用感を書いてみたいと思います。
ちょっと長くなるので、詳細は以下からどうぞ。
まずは、本体の比較から。
タッチパネル
HVGA(480×320)とMilestoneと比べると半分程度しかありませんが、ゲーム等をしないので意外と不満なく使えています。
特段悪いというものではなく、Milestoneなどと同等の感度で操作しやすいです。
ハードウェアキーボード
良い点
- Milestoneのキーボードと違い、キーが一つ一つ独立していることと凹凸があるので格段に入力しやすい
- 入力フィールドを選択した際に、ソフトウェアキーボードを表示しなくて良いので、すぐに入力が可能
- IMEのSimejiと併用することでデフォルトの入力を日本語にできるので毎回、日本語に変更する手間が省けた
悪い点
- 十字キーが付いていないので範囲選択等が不便
- ほとんどのIMEがソフトウェアキーボードで利用することが前提になっているので顔文字など特定の機能が利用できない(今後に期待)
- ShiftとALTが左側にしかないため、特定の文字を入力する際に打ちにくい
買う前は窮屈かなと思っていたキーボードですが、意外と打ちやすく、
全体的には満足できる出来ですが、細かい部分でところどころ爪が甘い部分があるかなと感じます。
せっかくのキャンディタイプなのでハードウェアキーボードでほとんどの操作ができると嬉しかったです。
OpenWnn、Simeji、ATOKといくつかIMEを試しましたが、ATOKはハードウェアキーボードに対応しておらず、入力フィールドを選択するとソフトウェアキーボードが表示されてしまいます。本来、漢字変換はSpaceキーで行うのですが、Simejiの場合はSpaceキーを押しても変換できず、液晶に表示されている候補をタッチするしかありません。この辺の動作がまともに雨後板野はOpenWnnでSpaceキーで変換ができます。ただし、ATOK、Simejiと違い、デフォルトの入力方式が日本語ではなく、アルファベット入力になってしまいます。
バッテリー
上海で利用していた時には常にVPNに接続していており、かつ、Twitterも毎分syncしていたのでバッテリの減りが異常に早かったのですが、今はVPNに繋げていないかつ、Twitterにもほとんど繋げていないので1日くらいならなんとか保ちます。
VPN、Twitter常時繋げている自分の使い方だと1390mAhだと確実に足らないので、1860mAhの拡張バッテリーも発売される(された?)みたいなのでそれも今度手に入れたいと思います。
バッテリーのモデルをMilestoneのものと比較してみたところ、どうやら同じモデルでBP6Xというものを使っているようです。なので、試していないですが、Milestone用のMugen Powerも装着可能だと思います。
root化
様々な端末でroot化が可能なアプリ、z4rootでDroid Proのroot化が可能です。adb shellなどのコンソールでの作業なども必要なく、クリック一発でroot化が可能です。
その他
USB差込口
Milestoneと同じく本体の左側に付いています。Milestoneの場合は横にしても利用することがあるので良いと思いますが、Droid Proの場合は、基本縦でしか利用しないので充電しながらキーボードを打とうとするとかなり打ちにくく設計ミスなんじゃないかと今も思っています。