WordPressプラグインや、PHP製のFWを使ったサービスなどをローカルで開発するためにMBAに開発環境を整えたわけですが、今回はそれを使って開発するまでの手順を書いてみたいと思います。誰かに役に立つかもしれません。
普段PHPを使ったサービスを開発する前に、下記のスクリプトを実行しています。
sudo ./addhost.sh local.fukata.org /Users/tatsuya/workspace/fukata.org/ |
以上で、VirtualHostとして下記の設定が追加されます。
URL: https://local.fukata.org
DocumentRoot: /Users/tatsuya/workspace.fukata.org/
AccessLog: /var/log/apache2/local.fukata.org/access.log
ErrorLog: /var/log/apache2/local.fukata.org/error.log
今回、MBAのローカルにPHPの開発環境を構築する際に行った設定について、各サービス毎に設定したことを書いてみたいと思います。
各種設定
基本的な構成はLAMPでホストがLinuxからMacに変わっただけです。Ubuntuを使っていた人にとっては馴染み深いんじゃないでしょうか。
Apache
基本的にMBAにプリインストールされているものを使用しています。
違う点として、
httpd.conf
WEB共有などは使わないので、プリインストールされているhttpd.confではなく、オリジナルのものをコピーしています。
cd /etc/apache2 sudo cp /etc/apache2/original/httpd.conf /etc/apache2/ |
VirtualHostの設定
サービスを作成する場合、localhost/[サービス名]ではなく、local.[取得したドメイン名]のような感じでローカルのみでアクセス出来るようにして開発を行なっています。そこで、apacheの方にVirtualHostの設定を追加しないといけないのですが、通常の場合は/etc/apache2/extras/httpd-vhosts.confに全て書くようになっています。
Ubuntuで開発していた時にローカル開発用のドメインが20以上になっていたので、それを一つのファイルで管理するのは今後めんどくさくなるのはわかっていたので、Ubuntuと同じようにVirtualHost用のディレクトリを作成して、その中で管理するようにしました。
cd /etc/apache2 sudo ln -sn /Users/tatsuya/Dropbox/mac/apache2/sites-available . sudo ln -sn /Users/tatsuya/Dropbox/mac/apache2/sites-enabled . |
設定ファイルが無くなると面倒な事もあるので、Dropbox上に保存しています。
また、site-enabled内の設定を読み込むように/etc/apache2/httpd.confに下記を追加しています。
Include /private/etc/apache2/sites-enabled/*
MySQL
Homebrewで入れただけで特に変更はしていません。
brew install mysql mysql++ |
PHP
プリインストールされているものを使っています。