New XPS 13(9370)を開発マシンとして使い始めて半年ほど経つのでレビュー(メモ)を残しておく。
開発マシンをNew XPS 13(9370)にした | blog.fukata.org
開発マシンをXPS13に変更した時の記事は2018-06-16に上記として書いた。
目次
主な用途
開発用とのUbuntu、動画、写真編集のWindowsのデュアルブート体制となっている。
- Ubuntu 18.10
- Vim
- Chrome
- Docker
- Windows 10
- Lightroom
- Photoshop
- Filmora
外観・本体
個人的にはローズゴールドの方が欲しかったが、上位スペックのものでは選択不可だったので仕方なくシルバーを使っている。
デザインはシンプルで気に入っている。
とても軽い(1.21kg)なのでリュックに入れても重さをあまり感じないくらい。
ディスプレイ
小さなボディながら13インチのディスプレイが付いているので十分大きく感じる。ディスプレイ自体も綺麗。
今回のが人生初のタッチパネル対応のディスプレイを搭載したモデルだったのだがコレが意外と役立つ。主に寝ながらYouTubeを観る時に。
バッテリー
YouTubeを常に再生しながらでも5時間以上、YouTubeを観ながらではなければ9時間ほど使える。
そのため、カフェに行く際に充電アダプターを持っていかなくても困らなくなったのは非常に大きい。
キーボード
ちょっと打鍵感が重い気もする。
この当たりは好みの問題が大きく、どうしても気になるならお気に入りのキーボードを接続して使えば良い。
長時間使用しているとどうしても本体のパームレスト部分が熱くなってきてプログラミングをやっていると手汗をかいてしまうので長時間作業する際には外付けキーボードを持参している。
New XPS 13はUSB Type-AではなくUSB Type-Cポートのみなので外で作業する時はハブやら配線やらでごちゃごちゃしがちなのでBluetooth接続のキーボードの方が便利。自分はLenovoのワイヤレストラッキングポイントキーボードを使っている。マウスを持ち運ぶ必要もないので荷物削減にもなって良い。
以前まではHHKB + マウス + パームレストを持ち運んでいたが荷物が非常に多くなるので邪魔になっていた。
自宅では今もHHKB + マウス + パームレストの構成で行っている。
タッチパッド
Macbookと比べると感度が悪く引っかかる事が多い。
大雑把な作業なら問題ないけど細かいものは素直にマウスを接続した方がストレスが少ない。
USB Type-Cポート
今まで充電用のポートは本体のどちらかにしかなかったがUSB Type-Cになってから左右のどちらからでも充電が可能になったのでカフェなど限られたスペースで充電したい時により便利になった。
ただ、USB Type-Aポートが付いていないので従来までのキーボードやマウスなどを使う場合にはハブが必要になってしまうのが外ではちょっと使いにくいところではある。
旅行することが多く旅先でもデュアルディスプレイを使いたいとのことからモバイルデュアルディスプレイを半年前に本体と同時に購入した。実際には15インチのディスプレイは持ち運ぶには大きすぎてあまり持ち運べてはいないがいざという時には持ち運べるので便利。
ただ、今はより持ち運びやすいDUEXというディスプレイを注文している。本体に装着可能で更に持ち運びに適した形となっている。発送が予定の1月から遅れて2月頃とのことなので早く試したくてワクワクしている。
ノマド用モバイルディスプレイの決定版になるか!?ノートパソコンに装着可能なディスプレイ「DUEX」 | トラハ 旅の記録をするなら!
動画編集
Filmoraを使っている。
多少もっさりしているため大きなファイルの編集は厳しそう。
10-20分程度のシンプルな動画であれば問題なくできる。
写真現像
Lightroomを使っている。
それほど違和感無く編集作業が出来ている。
動画編集の時も同じだが書き出しに若干時間がかかっているがそこまで大規模なファイルを編集、現像していないので困っていない。
ゲーム
Steam版のストリートファイターVを時々プレイしたりしているが低解像度版でもラグが生じるのでゲームはあまり出来ないと割り切った方が良さそう。
他のゲームはあまり試していないので分からないが。
最近だとeGPUもあるので自宅でゲームする時だけその恩恵を受ける。みたいな運用方法でも良いかもしれない。
価格
今回買ったスペックで23万円。MBPで同等のスペックを買うより断然安い。
macOSからUbuntu(+Windows)に乗り換えてみて
6年ほどプライベートでも仕事でもmacOSを使い続けてきたがXPS13にしてからメインOSをUbuntuに切り替えた。
社会人になりたての頃、UbuntuをThinkPadに入れてプライベートでも仕事でもそれで開発を行っていたので久々のUbuntu Desktop。あの頃よりもだいぶ進化していて随分と使いやすくはなっているもののデフォルトでも便利かと言われると流石にmacOSほどではない。なんとか自分に合った形でカスタマイズしたので今は特に不自由なく使えているがカスタマイズをあまりしたくない人には向いていないので素直にmacOSかWindowsを使っていた方がよい。
まとめ
小さく処理能力もそれなりにあり、軽いため持ち運びにも適している。
開発が主な用途なので今の所特に困っていない。OSをmacOSからUbuntuに変えたわけだけどある程度カスタマイズさせるのが面倒なのでそういうのが苦に感じる人はmacを使い続ける方が得策だと思う。
Ubuntuを使い始めるとmacOSがデフォルトでもよく動いてくれるのをよく感じる。
ただ、個人的にはMBP 15 Mid 2014からXPS13に変更して今のところ満足している。
次回、パソコンを買い換える時はXPS以外にも長らく使っていないThinkPadも視野に入れてみよう。